バッファローとバイソンとワイン
唐突な話なんですが、バッファローとバイソンの違いをご存知だろうか。実は先週から仕事とバケーションを兼ねて、アメリカ🇺🇸はアリゾナ州に来ています。このブログもフェニックス のホテルで書いています。
アメリカでランチとなると、まずはバーガー。こちらのバーガーには、ビーフだけではなく、バッファローやバイソンの肉のバーガーがあるんです。両方食べて、ふと思いました。バイソンとバッファローって同じ生き物?違うんだろうか?そこで、最初の疑問なんです。
バイソンバーガー
バイソンもバッファローも牛の仲間なんですが、別々の生き物です。まず、バイソン。上の写真はバイソンバーガーなんです。味はあっさりですが、バサバサはしていない上質の赤身肉。私は美味しいと思いました。
バイソンを調べると、アメリカバイソンとヨーロッパバイソンがいるそうなんです。ヨーロッパバイソンは絶滅寸前。アメリカバイソンは、肩が異様に盛り上がった野牛で、見るからにおっかなそうなヤツです。
バッファローは、いわゆる水牛のことです。東南アジア諸国の田んぼなんかで使役されているヤツです。日本でも、石垣島では確か水牛が客車を引いていました。
アメリカでバイソンのことをバッファローやアメリカンバッファローと呼ぶことがあることから混乱したようです。これは間違いです。バイソンはバイソン、バッファローはバッファロー。ふたつは明確に異なります。
バッファローのショートリブステーキ
ここからワインの話です。当たり前の疑問なんですが、バッファローやバイソン肉には、どのワインが合うのでしょう? 実際にいくつかの赤ワインで試してみました。肉の味は赤身で一般的な牛肉より強いので、カベルネソービニヨンやメルローをブレンドした赤ワインは合いました。参考程度ですが、蝦夷鹿に合うようなワインなら合うと思います。
バイソンやバッファローの肉を味わう機会がありましたら、是非食べてみてください。また、マッチしたワインがあれば、教えてください。