ワインと食、そして旅 -WINE, DINE & TRAVEL PILOT

ワインエバンジェリストによるワインと食と旅のブログ

バンクーバーは住みたい街のNo1でワインもある

    カナダのブリティッシュコロンビア州にあるバンクーバーは、将来移住したい都市として私の中でナンバーワンです。移住したい都市なので下調べはしていています。気になるのが特に気候。春夏秋冬、異なった季節に訪れて気候を体感してみるとかやっています。バンクーバーの緯度はかなり北になりますので、冬の寒さはどうなんだろうと1月末に行ったりしました。やはり冬は寒いんですが、それでも東京の冬並みです。反面、夏はさわやかで快適です。

     文化や住んでいる人達の雰囲気も重要な要素です。カナダは、アメリカ🇺🇸とは文化や住んでいる人の雰囲気は異なっています。アメリカほどドライではないですが、アメリカ西海岸のサバサバしたところも併せ持っているようです。もともとカナダはイギリス系移民とフランス系移民が混在している為、公の文書は英語とフランス語の2カ国語表記。また香港返還により、香港からの中国系移民もあるので、広東語表記も。多様性、ダイバーシティはしっかりと根付いているので有色人種への差別はほとんど無いように感じられます。

    食べ物も気になりますよね。美味しいレストランは結構あります。アメリカ〜ンな料理、フレンチ、イタリアン、中国料理などレベルがそこそこ高いものが頂けます。

    移住した場合は、当然自炊になるので食材は重要なポイントです。カナダは農業大国ですので、野菜、果物、豚肉、牛肉など豊富に揃っています。またバンクーバーは港町で海にも近いので、魚介類も豊富です。忘れてはならないのが、メイプルシロップ。メイプルシロップは、ガラス瓶、下の写真のようなプラスチックボトル、缶などで売られていて、大きさも色々揃っています。メイプルシロップは色々な料理に使えて、しかもとてーも美味しいですよ。

f:id:nwawinescom:20190901094742j:imageメイプルシロップ1リットルボトル

    さてワインの話です。カナダはワイン造りには適した緯度に位置している地域があり、近年ワイン産業が成長してきています。主要な産地は、西海岸サイド、ノースウェストアメリカに入るのがブリティッシュ・コロンビア州南部のオカナガン渓谷。東側ではオンタリオ州南部のナイアガ ラが有名です。ケベックやノバスコシアにも小規模ワイナリーがあります。カナダは、とろ〜っとした甘いデザートワイン、アイスワインが有名です。

    ブリティッシュコロンビア州の州都は美しい街、ヴィクトリアです。バンクーバーは最大の街です。ワイン造りは、オカナガン渓谷、フレイザー渓谷など東隣の牛で有名なアルバータ州よりの地域とバンクーバー寄りの地域があります。栽培されている葡萄の品種は、冷涼な土地を好むピノノワール 。赤ワイン系は、他にメルロー やカベルネソービニヨン。白ワインは、リースリングやシャルドネ、ピノグリなどが造られています。

    バンクーバーでは、ブリティッシュコロンビア州産に加えて、アメリカ合衆国の西海岸エリアのワインが豊富にあるので、ワインが必要な生活者にとってもエクセレントなエリアです(笑)

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