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ワインエバンジェリストによるワインと食と旅のブログ

J.S.A 日本ソムリエ協会認定ワインソムリエ・エキスパート

合格発表

 10月21日の夕方5時に、日本ソムリエ協会のウェッブサイトで、日本ソムリエ協会認定のワインソムリエ・エキスパートの合格発表がありました。私は、今年ワインエキスパート試験を受験をしていましたので、もうドッキドキで見ました。

 

ワインソムリエ・エキスパート試験とは

 日本ソムリエ協会のワインソムリエ・ワインエキスパート認定試験は、正式には、J.S.Aソムリエ・J.S.Aワインエキスパート呼称資格認定試験と言います。

 ソムリエ試験は受験資格が必要で、ワインやアルコール飲料の実務が3年以上かつ現在も従事していることとなっています。私は3年の実務経験は無いので、ワインエキスパートを受験しました。ワインエキスパートの合格率は約36パーセントと言われています。まあぼちぼちです。一次試験はソムリエもエキスパートも同じです。二次試験のテイスティングもほぼ同じですので、決してハードルは低くありません。

 ワインエキスパートとは、日本ソムリエ協会の定義では、『ワインエキスパートとは酒類、飲料、食全般の専門的知識・テイスティング能力を有する者を言う。』となっています。

 

○ワインエキスパート 

受験資格 年齢が20歳以上。

 一次試験のCBT、合格者が二次試験に進みテイスティング。

○ワインソムリエ

受験資格 年齢が20歳以上で、3年以上の実務経験。実際にレストランなどで実務をしていない人はワインエキスパートになります。

 一次、二次はワインエキスパート試験と同じ(テイスティング内容が若干異なります。)。加えて、論述と実技試験。

 

今年2020の試験

 一次試験は、7月後半から9月の前半にかけて実施されるCBT形式で、ワインや酒類に関する知識を試す試験。非常に広範囲からの出題となっています。

 一次試験に合格すると、二次試験です。二次はテイスティング。今年は10月12日でした。この二次試験の合格発表が、10月21日でした。

 

ちょっと考えが甘かった

 私は、今年の3月から実際に試験勉強を始めたわけですが、覚えなければならない範囲が実に広いのには閉口しました。もう少し楽に合格できるものと思っていましたから。何回か挫折しかけたし、試験会場でも自信は全くありませんでした。一次試験は暗記が主になるので、50歳を超えるとけっこう辛いですよ。やはり若いうちの方が良い。

 もうとにかく一次試験を通らない事には、どうしようもないので、頑張るわけです。二次のテイスティングは、一次を通ってから考えよう、でした。それでもワインは飲んでました。好きですからね、やっぱり。

 一次試験はCBTですから、試験終了と同時に結果が出ます。何とか合格しました。さあ、二次試験です。

 二次のテイスティング試験は、ワインエキスパートの場合、白ワイン2種類、赤ワイン2種類、その他の種類が1種類のテイスティングになっています。ワインは、外観、香り、味わい、評価で、それぞれいくつかの項目があり、最後にそのワインのヴィンテージ、国、葡萄の種類を答えます。簡単ではありません。

 

結果発表

 さて、肝心の結果ですが、合格をしました! これでワインのプロの端くれです。やっと入り口に立ったところですので、これから研鑽の日々になります。

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