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貴船神社 御火焚祭・御日供講大祭

 十一月七日は京都に来ます。貴船神社の御火焚祭と御日供講大祭があるんですね。私は、貴船神社の講、御日供講と言うんですが、講員に加えて頂いていますので、今年も参加させて頂きました。昨年もブログに書きましたが、今年も書かせていただきます。

 今年は、夏の台風で山の木々がだいぶ倒れて、土砂崩れにより叡山電鉄が市原駅から鞍馬駅まで未だに不通になっています。実際に、倒木がそこかしこに見られます。また新型コロナウィルスのこともあり、今年は開催されるのかなぁと思っていました。実際、今年のこれまでの神事はほとんどが中止になっていました。

 宮司さんによると、御火焚祭には疫病退散の意味もあるということで、悩まれた末に、マスク着用などの対策を徹底することで、開催を決定されたようです。

 今年も、参加させて頂き、感謝です。

 

貴船神社のご祭神

 本宮と奥宮が高龗神(たかおかみのかみ)、結社(ゆいのやしろ)が磐長姫命(いわながひめのみこと)。

 高龗神は水を司る神様です。伊弉冉命が火の神様を産み、それがもとでお亡くなりになり黄泉の国へ去られました。伊弉諾命はお怒りになり、生まれた火の神を切っておしまいになりました。その時にお生まれになったのが水を司る神様、貴船神社のご祭神の高龗神です。

 磐長姫命は、永遠性の象徴であるとともに、貴船神社では「ゆいのやしろ」として、縁結びの神様とされています。

 

御火焚祭

 貴船神社のウェブサイトによると、

『水を司る貴船の神様が火の神様からお生まれになった、と神話で伝えられており、貴船大神御出現の故事を再現する重要な意義をもつお祭りです。
まさに神様が生まれ変わることで「常若」を果たし、さらに大きなお力をいただく「氣力再生」の神事であり、そして燃えさかる火の霊力で罪穢を祓い清める「祓」の神事でもあります。』

貴船神社ウェブサイトより 

http://kifunejinja.jp/event/nov.html

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 貴船神社の本宮は、行かれた方はご存知のように、そんなに広くはないんですが、そこにテントがはられ、例年より椅子が距離を取って置かれています。満席で後ろの方には立見の方々もいらっしゃいました。

 午前11時、開始の太鼓が鳴らされました。宮司さんを筆頭に神職の方々が入場され、神事が始まります。本宮での神事が厳かに進み、最後がお火焚です。

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 今年も素晴らしい御火焚祭でした。火が上がって、煙が空に立ち昇って行きます。私達も火の祓え受け、新生、常若を感じます。新しい自分自身に向かい、氣力再生して頑張ろうと思いました。

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