白ワインの超基本テイスティング
前回は、赤ワインの超基本テイスティングの方法を説明しました。当然、今回は白ワインです。何回か書いているんですが、ワインは好みのものを美味しく飲めれば良いが基本です。テイスティングは、『できたら良いよねぇ。』ぐらいの気楽さで良いと思います。品種、生産地、ヴィンテージをブラインドで当てられたら、それはそれで格好いいですけれど、そもそもワインの種類はものすごく多いので、そんなことは果てなく難しいです。まぁそれでも、リースリング、ソービニヨンブラン、シャルドネ、甲州ぐらいの基本の品種がわかると楽しくなると思います。
白ワインも、まず大まかなカテゴリー分けをして、それから絞り込んでいきます。
白ワインのカテゴリーは、
外観から、
○淡い白ワイン
○濃い白ワイン
に分かれます。それぞれが香りと味わいにより下記の品種に判別できます。
○淡い白ワイン
●華やかに香るタイプ
▷リースリング、ソービニヨンブラン
●香らないタイプ
▷甲州、ミュスカデ
●うーむ、日本のデラウェアは微妙に上記から外れています。
○濃い白ワイン
●シャルドネ。
▷ブルゴーニュ
▷シャブリ
▷ニューワールド
ご自身でテイスティングを楽しまれる場合、最初は、リースリング、ミュスカデ、ニューワールドのシャルドネでテイスティングしてみると違いがわかるはずです。柑橘系と花の華やかな香りのリースリングと木樽からのニュアンスが強いニューワールドのシャルドネはすぐにわかります。ミュスカデも、独特の甘やかさがあるので、比較的わかりやすいと思います。
同じ3種のテイスティングでも、ソービニヨンブラン、甲州、シャブリはかなり難易度が上がります。特に甲州は、難しいと言われています。ミネラルがあり、アルコール度数は軽め、辛口ドライなんですが、私も難しいと思います。
ワインソムリエ・ワインエキスパート試験を受けるので無ければ、テイスティングは楽しい遊びになります。また、ワインの外観、香り、味わいを記憶することになりますので、ワインライフがより充実すると思います。
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