ワインと食、そして旅 -WINE, DINE & TRAVEL PILOT

ワインエバンジェリストによるワインと食と旅のブログ

腱鞘炎になる

 私が生業としているIT系のコンサルタントやエンジニアにとり、腱鞘炎は一種の持病なので、過去を振り返ると、ほぼ数年に一度は腱鞘炎で湿布をしています。この湿布、大昔は、クリーム状のゼノールなるものをですね、ガーゼにヘラで塗って、患部にあてていました。若い人は知らないでしょうね。今は、ロキソニンテープで簡単になって楽ちんです。進化していますね。

 話を腱鞘炎に戻すと、およそ1か月前、腱鞘炎になってしまったんですが、何で腱鞘炎だとわかったかというと、整形外科でレントゲン撮って診断されたからという当たり前の話で、問題はそこでは無くて、痛みが過去に例を見ない強烈なレベルだったということです。

 腱鞘炎は左手首なんですが、左手をちょっとでも使うと、痛みで、何というか、『グワっ』て声が出てしまいます。なので左手が使えない。

 私の利き手は右なんですが、左手が使えないと、ここまで生活に支障をきたすとは思いもしなかった。

 まず、左手でパソコンのキーボードが打てない。畢竟、右手のみで打つので、タイプ速度がおそくなります。

 料理ができない。右手のみで卵が割れるようになりましたが、フライパンを左手で持てないので、炒める動作がうまくいかない。

 洗い物ができない。洗濯物を干せない。スマホを左手では持てない。下の写真のような大きな瓶の蓋も開けられない。色々と大変でございました。

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 痛みは別として、人間、不自由さを味わうと、五体満足であること、五体満足に生んでくれた両親に感謝をしようという気持ちになるものです、と良い話で締めようかとも思いましたが、やはり痛みがあるという状態は、あまり良くない。Quality of Lifeに関わりますので、ふだんからの注意が必要で、転ばぬ先の杖ですよ、ホント。