腱鞘炎とスパークリングワイン
最近、スパークリングワインをわりと良く飲むようになりました。
「最近? それじゃあ、以前はあまり飲まなかっのかよ。」
はい、あまり飲みませんでした。お祝いの時ぐらいでしたね。
理由はちゃんとあって、スパークリングワインやシャンパン、日本に主に輸入されているのは、Brutという種類で、私には少し甘いんですね。食事と合わないことも。スパークリングワインやシャンパンは、残糖量でBrutだとかSecだとかが決まるんです。
残糖量のほとんど無いドライな方から甘い方に並べてみると、
Brut Nature ⇨ Extra Brut ⇨ Brut ⇨ Extra Sec ⇨ Sec ⇨ Demi-Sec ⇨ Doux
になります。これはフランス語表記ですね。イタリアやスペイン、ドイツ、それぞれに表記があります。例えば、ドイツ語表記のTrockenは、フランス語のSecになります。何故だか、Brutはだいたいの国でBrut。
私は、この残糖量のほとんど無いBrut Nature (non dosage)や、少ないExtra Brutが好みなんです。つまりよりドライな方が好きなんです。日本に輸入されているスパークリングワインや日本で造られているものは、主にBrutなんですね。無難なんでしょうね。なので、これまであまり飲んでこなかった。
その私が、何でスパークリングワインを飲むようになったかなんですが、約1ヶ月前、左手の手首が腱鞘炎と診断されて、実際にかなりの痛みで、ソムリエナイフでワインのコルクが抜けなくなってしまったからなんです。楽なコルク抜き買うのも、なんか癪ですしね。でもワインは飲みたい。そこで考えたのが、スクリューキャップのワインとスパークリングワイン。これなら開けられる。
やはりほとんどBrutなんですよね。あきらめて、Brutを何本か飲んでみたところ、まあ、これだったらというスパークリングワインを見つけました。
KAIKEN ROSE SPARKLING
チリのモンテス社がアルゼンチンのメンドーサで造るスパークリングワイン。アッサリしていて爽やかなテイスト。
高畠ワイナリー
山形の高畠ワイナリーのロゼスパークリング
これも比較的ドライで育ちの良いスパークリング。
高畠ワイナリー スパークリングワイン
シャルドネ
早く腱鞘炎を治して、コルクを抜けるようになりたい!