出雲、奥出雲、松江は至福
島根は、米と水の美味しい地域です。必然的に、美味しい日本酒があります。楽しそうでしょ。
島根県というと、まず思い浮かぶのは出雲大社と宍道湖ですね。行政区分は、出雲市、松江市、安来市、雲南市、木次、奥出雲町といったあたりです。
神話の世界と神社
出雲や奥出雲は、神話の世界です。古事記の世界ですね。出雲大社や神社が多いこともあってか、神話の世界を身近に感じることができます。
素戔嗚尊、稲田姫命、大国主命
八岐大蛇
出雲大社(写真)、佐太神社、八重垣神社など、神社の数も多く、旧暦十月は出雲では『神在月』と呼ばれて、全国の神様が出雲に集まる月です。出雲以外の地域は『神無月』になります。
出雲大社や八重垣神社は、縁結びの御利益がある神様です。これは、素戔嗚尊と稲田姫がこの地で結ばれたからなんですね。八重垣神社は、素戔嗚尊と稲田姫の御ニ柱が主祭神です。
神話といえば八岐大蛇。素戔嗚尊が稲田姫を守って、八岐大蛇と戦い勝利した地域で、木次には、退治した八岐大蛇の八つの頭を埋めて、目印に八本の杉の木を植えた『八本杉』というスポットがあります。
出雲の食
食いしん坊には理想的なエリアで、宍道湖の大和しじみ、出雲蕎麦、奥出雲の仁田米、日本海の海鮮、島根牛、ちょっと離れて大山地鶏、そして日本酒。出雲から松江、隣の鳥取の大山や境港など、美味しいものがたくさんあります。
出雲蕎麦は、割子蕎麦と釜揚げ蕎麦の2種類で、挽きぐるみという蕎麦粉を使います。蕎麦本来の味があり私は好きです。
上の写真は、大和しじみの『しじみ丼』と『しじみ汁』。大和しじみは、やはり上品でかつしっかりとした味があります。
出雲市、松江市は日本海に面しているので、海鮮は豊富です。イカや魚が新鮮で美味しい。できれば、漁港の市場に行き、好みの魚を買って、さばいてもらうか、ご自身でさばいて食べるのがベストです。秋から冬にかけては、カニのシーズンですしね。
日本酒と蔵元については、別の記事で。
温泉・秘湯
島根県は温泉県です。まあ日本はどこを掘っても温泉は出ますけどね(笑)。島根も温泉は多い。とくに雲南市から奥出雲にかけては、秘湯が多くあります。
上の写真は、湯村温泉。
出雲、奥出雲、松江は、神社巡りをして、美味しいものを食べて、温泉に入る。至福の時をあじわうことができるステキなエリアです。何回も訪れたいです。