ワインと食、そして旅 -WINE, DINE & TRAVEL PILOT

ワインエバンジェリストによるワインと食と旅のブログ

パンとオリーブオイルと塩

 私は朝ご飯はパン党。若い頃からパン党です。このパンは、菓子パンではなくて食パン、パンドミー、バゲットなどです。クロワッサンやロールパンもたまには頂きますが、主流は食パン。最近は全粒粉のものが好みです。写真は、浅野屋さんのもので、気に入っています。

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 皆さんは、パンには何をつけますか? バター、ジャム、コンフィチュール、ヌテラ、オリーブオイル、蜂蜜などが考えられますね。私は、加塩バターを長い間つけていましたが、最近、オリーブオイルとヒマラヤンピンクソルトに変えました。加塩バターは、フランスから日本に戻ってこのかた、Isgnyの加塩バターが好きで、かつコスパも良いので使っていましたが、半年前、ふと塩分と脂分をパンにつけたいだけなんじゃないかと思い、試しにヒマラヤンピンクソルトにオリーブオイルをかけて混ぜてパンにつけたところ、かなり美味かったので、以来バターはやめてオリーブオイルにしています。

 オリーブオイルと聞くと、私はまずイタリアを思い出してしまいます。イタリアのオリーブオイルの産地はワインの産地より多いんじゃないかと思うぐらいですね。実際のところ、イタリアを含めた地中海地域の国々(イタリア、スペイン、ギリシャなど)では、オリーブオイルは非常に好まれ使われています。

 もともと我が家は、ここ数十年、油はほぼオリーブオイルのみを使っています。たまにアマニ油なんかをサラダに使いますが、炒めものや揚げ物にもオリーブオイルです。いわゆりエキストラバージンオイルになるんですが、これがピンキリあります。炒めものや揚げ物用には価格が安めのものをリットルで買います。サラダ用などには多少高めのものを500ml単位で購入します。ちなみにエキストラバージンオイルとは、オリーブの実から遠心分離などの方法で直接抽出して、酸度及び風味・香りが素晴らしく、酸度0.8%以下のものを言います。本来、かなり希少なものです。

 パンに塩とオリーブオイルをつけるようになってから、塩とオリーブオイルには多少気を遣うようになりました。なぜならオリーブオイルの味がダイレクトに効いてくるからです。オリーブオイルは、7種類試してみましたが、これはもう好みの問題ですね。好きずき。後は、料理や食材との相性。生産国によって、地域によって、生産者によって味が異なりますし、これはかなり明確にわかります。味だけではなく、脂っぽさの強弱などもありますね。まあ、楽しいですよ。毎朝のごはんが楽しみになります。皆さんも、お気に入りのオリーブオイルを探してみても良いと思います。

 次に塩ですが、塩と言えば私個人的にヒマラヤンピンクソルトに尽きておりまして、これはもう色んな種類の塩を試しましたが、今は、ヒマラヤンピンクソルト一本でいけます。一応、セルドマランや普通の岩塩、石垣島のゆき塩など試しましたが、今はヒマラヤンピンクソルト一本でいけます。

 バターやジャムに飽きた皆さん、既にオリーブオイルはお試しの方もいらっしゃるて思いますが、まだの方は一度試してみる価値があるかもです。