ワインと食、そして旅 -WINE, DINE & TRAVEL PILOT

ワインエバンジェリストによるワインと食と旅のブログ

サンブリのワイン

ブルゴーニュ地方の一番北に、シャブリ&グラン・オーセロワ地区があります。ワイン生産地の区分ですね。シャブリは、辛口白ワインで有名。ブドウは、シャルドネになります。それでは、グラン・オーセロワ地区はどうでしょう。 グラン・オーセロワ地区は、シ…

月の満ち欠けとワイン

ビオディナミという単語があるんですが、これはフランス語で、英語でいうとバイオ・ダイナミックス。後ろに農法がくっついてバイオ・ダイナミックス農法となります。日本語は、生体力学農法。有機農法、自然農法の一種で、ワインの世界では、自然派のワイン…

生ライチが食べたい!

「また生ライチを食べたい!」 初めて生のライチを食べたのが数年前、タイのバンコクでした。 「生のライチはぜったいに美味しいから。」と、現地の人たちに薦められ食べたんですが、それまで冷凍のライチしか食べたことがなかった私は、ビックリしました。…

あまり飲まない?ボルドーの白ワイン

ワインの世界でフランスのボルドーというと、赤ワインですよね。そう言えば、メドックマラソンというのがボルドーであるんですけど、ワイン飲みながら、つまみを食べながらフルマラソンを走るという、なんとも羨ましい限りのマラソン大会なんです。一度出て…

フォートワースのロデオ

ダラス・フォートワース空港の空港ビルを一歩外に出て空を見上げると、夏の太陽が大層眩しくて、空がすごく青かったのを覚えています。もう5年近く前のことです。 仕事でシアトルに滞在していたところ、フォートワースの友人(アメリカ人)が、『週末に遊び…

Enfance finie と酒飲み

大酒飲みというのはいるもんで、酔い潰れそうになっても、『酔ってませんよ。全然酔ってない。』などとのたまいながら、いつまでも飲んでいる。また、平然として長々と飲んでいる人もいます。たくさん酒を飲みたいのは同じなんですよ。ワインをガブ飲みする…

井伊大老と都々逸

今回は、日本の古くからの言葉のテンポの話をします。これはほぼ3種類になります。 57577の短歌形式 575の俳句 この2つは馴染みがあると思います。もう1つ、 7775の都々逸 都々逸は江戸時代に流行った俚謡です。 短歌は好きで自分でもたまに作りますが、…

ネッビオーロとゴルゴンゾーラ

今回は、イタリアはピエモンテ州の話です。 ミラノの友人(イタリア人)に言わせると、北イタリアだけだったら先進工業国で、怠惰な南イタリアとは、『私達違うから。』だそうですよ。彼の言う北と南の分岐点はどこかと言うと、フィレンツェあたり、つまりト…

本直しと柳蔭

たまに時代小説なんかを読むと、江戸の居酒屋で「直し」を注文するシーンが出てきます。 「直し」ってなんだろう? 酒には間違いなさそうですが、飲んだことないし。 「直し」とは、「本直し」のことで、京大阪では、「柳蔭」と呼ばれていました。「本直し」…

室町時代の酒

今回は、清酒の話です。 奈良の今西酒造の三諸杉という純米酒が好きなんですが、中でも「菩提酛三諸杉」を気に入っています。菩提酛三諸杉とは、室町時代の醸造法の「菩提酛造り」で醸した酒です。 「菩提酛造り」は、清酒発祥の地として有名な奈良県にある…

プリミティーヴォとジンファンデル

今夜飲んだワインは、ワシントン州のチャールズスミスワイナリーのCASA SMITHシリーズ、プリミティーヴォ(Primitivo)でした。 プリミティーボ、あまり馴染みは無いですか。このプリミティーヴォ、カリフォルニア州ではジンファンデルと呼ばれています。カ…

江南の春と吉野の初夏

5月も半ばにかかり、東京は初夏に近くなってきました。梅雨入りまで、光あふれ風薫る季節が続きます。気持ちの良い太陽の光の中、風に纏わりつかれて、うたた寝しつつ過ごす午後は幸せを感じます。お供に冷やしたロゼワインがあるとなお良いなぁ。 この季節…

アルゼンチンワイン

アルゼンチンと言えば、まあ最初に思い浮かぶのは、タンゴですよね。アルゼンチンタンゴ。数日前にもNHKのクラシックTVという番組で、アストル・ピアソラの特集をしていました。バンドネオンの音がロマンを誘って良かったですよ。 さて、アルゼンチンのワイ…

野性、土着、ローカルワインの楽しみ

ワイナリーに行くと、垣根仕立てであろうが棚仕立てであろうが、下の写真のように、ブドウは整然と栽培されています。栽培されているブドウですね。 高畠ワイナリー それでは野性のブドウはというと、見たことはあまりない。本来、ブドウは森林地域にはえて…