ワイン
「シャルドネで良いかな? それともソービニヨンブランにする?」 だいたいのアメリカ人の平均的なビジネスパースンのワインの知識はこんな程度です。私の知るシリコンバレー、シアトル、シカゴのIT関連に勤めている人達の平均的なレベルなんですが、それで…
久しぶりのブログです。 先日、長野県の塩尻市に初めて行って来ました。塩尻市を中心に、桔梗が原ワインバレーがあるんですね。今回、いくつかのワイナリーを訪問してきました。 塩尻へ 東京都心から車で行くと、 首都高→高井戸→中央高速→塩尻 混み具合にも…
栃木県にあるココファームワイナリーはわりと好きなワイナリーで、たまに訪れたり、オンラインショップでワインを購入したりしているんですが、ここにプティマンサンというブドウを使ったワインがあります。 プティマンサン。他ではあまり見ないワインですね…
3月に入りました。この季節は、卒業や入学、入社の時期ですね。三寒四温が感じれると良いなと思っています。 最近は、ちょっとしたお祝い事があると、スパークリングワインを開けることが多くなってきているんですが、それもシャンパーニュのいわゆるシャン…
官能試験・評価という言葉をご存知だろうか。食品や飲料、香料の品質を人間の感覚(視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚など)を用いて検査、試験、評価をすることなんですが、食品メーカーなどでは、必ず実施される重要で有効な方法となっています。 官能という単…
不勉強ながらワインのコンテストとというものの知識がありませんでした。まあ、ワインエキスパートの試験範囲ではなかったのもありますが、海外の有名なコンテストは、『どうせお高いワインばっかりなんでしょ。』、ふん、てなもんでした。 最近になり、やっ…
山形県の高畠ワイナリーに、『赤おに』と『青おに』というワインがあります。ちょっとユニークな名前ですよね。 赤おには、L'OGRE ROUGE。正式名称は、高畠マジェスティック ローグル・ルージュ 赤おに 赤おに 昨年、2021年、下記のアワードを受賞したワイン…
ワインにはボジョレーヌーボーのように、今年2021年に収穫したブドウを使いワインを造って今年飲む新酒があるのは、日本でこれだけ売れているので皆さまご承知のことですが、ほとんどのワインは熟成を経て出荷されます。 例えば、今年2021年に収穫されたワイ…
日本の場合、狩猟解禁シーズンというのが定められていて、それは毎年11月15日から翌年の2月15日なんです。 狩猟ですから狩るのは野生の鳥獣。地域差もありますが、シカ、イノシシ、クマ、カモなどが代表的ですね。これらをフランス語でジビエ(gibier)と言…
ワインエキスパートの資格を昨年取って、約1年が経ったわけなんですが、この間ワイン関係でやったことと言えば、講座。 超初心者向けワイン講座 ビジネスに効くワイン講座 両方ともにオンラインで開催かつ口コミのみで参加をして頂いたのですが、思いのほか…
今日は、11月18日の木曜日です。11月の第3木曜日は、ボジョレーヌーボーの解禁日。とは言ったものの、私にはあまり関係無くて、理由としては、ボジョレーヌーボーのブドウの品種、ガメイという品種なんですが、このガメイを使ったワインがあまり好きではな…
モンテス。MONTES。 ワインの世界では、比較的良く知られたチリのワインメーカーで、コスパの良い、良心的なワインを造っているイメージがあります。 日本のワインの輸入と言えば、ワイン大国、旧世界のフランスが思い浮かびますが、実は、チリが一位なんで…
ワインを美味しく飲むコツはなんだろうと考えると、銘柄選び、ヴィンテージ、そして温度管理だと私は思います。特に、飲む直前のワインの温度は、香りやテイストを決めてしまうと言っても過言ではありません。 一応、飲む適切な温度の目安みたいなものもあっ…
スパークリングワインフェスタをやっていて(8/15まで)、多少お得に飲めるということもあり、ランチをとりにココファームワイナリーさんへ。 カフェは、室内と室外に席があるんですが、夏は外は暑くて、室内で。室内もちょっと暑かった。 ランチは、足利マ…
ブルゴーニュ地方の一番北に、シャブリ&グラン・オーセロワ地区があります。ワイン生産地の区分ですね。シャブリは、辛口白ワインで有名。ブドウは、シャルドネになります。それでは、グラン・オーセロワ地区はどうでしょう。 グラン・オーセロワ地区は、シ…
ビオディナミという単語があるんですが、これはフランス語で、英語でいうとバイオ・ダイナミックス。後ろに農法がくっついてバイオ・ダイナミックス農法となります。日本語は、生体力学農法。有機農法、自然農法の一種で、ワインの世界では、自然派のワイン…
ワインの世界でフランスのボルドーというと、赤ワインですよね。そう言えば、メドックマラソンというのがボルドーであるんですけど、ワイン飲みながら、つまみを食べながらフルマラソンを走るという、なんとも羨ましい限りのマラソン大会なんです。一度出て…
今回は、イタリアはピエモンテ州の話です。 ミラノの友人(イタリア人)に言わせると、北イタリアだけだったら先進工業国で、怠惰な南イタリアとは、『私達違うから。』だそうですよ。彼の言う北と南の分岐点はどこかと言うと、フィレンツェあたり、つまりト…
今夜飲んだワインは、ワシントン州のチャールズスミスワイナリーのCASA SMITHシリーズ、プリミティーヴォ(Primitivo)でした。 プリミティーボ、あまり馴染みは無いですか。このプリミティーヴォ、カリフォルニア州ではジンファンデルと呼ばれています。カ…
アルゼンチンと言えば、まあ最初に思い浮かぶのは、タンゴですよね。アルゼンチンタンゴ。数日前にもNHKのクラシックTVという番組で、アストル・ピアソラの特集をしていました。バンドネオンの音がロマンを誘って良かったですよ。 さて、アルゼンチンのワイ…
ワイナリーに行くと、垣根仕立てであろうが棚仕立てであろうが、下の写真のように、ブドウは整然と栽培されています。栽培されているブドウですね。 高畠ワイナリー それでは野性のブドウはというと、見たことはあまりない。本来、ブドウは森林地域にはえて…
今回は、キャンティというイタリアのトスカーナ州のワインの話なんですが、キャンティと名の付くワインは、キャンティとキャンティクラシコの2種類があって、今回、私がお伝えしたいことは、名前はキャンティと付いていますが、キャンティとキャンティクラ…
子供の頃、赤玉ポートワインというのがありました。もちろんアルコールが入った酒なので、飲んだわけではないんですがね。親が寝酒に飲んでいたようなんです。 この赤玉ポートワインは、日本独自のもので、ポルトガルのポルト港から出荷される酒精強化ワイン…
私もつい先日始めて飲んだんですけど、ビジュノワールというブドウの赤ワインがあります。ビジュノワールは、『黒い宝石』という意味のフランス語で、実際のブドウも黒ブドウという表現に相応しい黒々としています。 出典 https://mobile.suntory.co.jp/wine…
旭川のイオンのイオンリカーに行くと、『道産ワイン』のコーナーがあり、北海道産の日本ワインがかなりの種類並んでいます。これを見ると、「あぁ、北海道はワインの産地なんだな。」と改めて思ったりします。 北海道のワインは、白ワインにドイツ原産の葡萄…
イタリアのミシュランと言うと失礼にあたると思いますが、イタリアのグルメガイドブックと言えば、Gamberorosso ガンベロロッソ。レストランガイドなどイタリアのグルメに特化しています。そのガンベロロッソは、毎年、VINI D'ITALIAというイタリアワインを…
このところの気候変動によりフランスワインの産地で、従来のようなブドウの栽培が難しくなってきているという話を最近良く聞きます。 フランスワインの代表的な産地のボルドーも、この問題を抱えており、対応策として、ボルドーにとって新しいブドウの品種を…
ブルゴーニュで毎年一月末に行われる祭りがFete de la SAINT VINCENT TOURNANTE。サンヴァンサン祭。今年(2021)は、中止となり来年に延期になりました。 サンヴァンサン祭りは、ブドウ栽培者やワイン造りをする者の守護聖人のSaint Vincent サンヴァンサン…
あまりこちとらには関係ない話なんだが、世の中には、恐ろしく高〜いワインがある。高〜いって、つまり値段が高いのね。それこそ一本一千万円以上するものがある。 一本一千万円ねぇ、まあ希少価値なんでしょうが、ぶったまげますよね。いったい誰が飲むんだ…
涙と書いて『なだ』と読みます。琉球のブドウを使った沖縄県産の日本ワインです。 沖縄県でワインを造っていることを知識として知ったのが約半年前。ワインエキスパートの試験勉強で、日本のワインについて書かれたテキストを読んだ時に、『北は北海道から南…