高畠の赤おに、青おに
山形県の高畠ワイナリーに、『赤おに』と『青おに』というワインがあります。ちょっとユニークな名前ですよね。
赤おには、L'OGRE ROUGE。正式名称は、高畠マジェスティック ローグル・ルージュ 赤おに
赤おに
昨年、2021年、下記のアワードを受賞したワインです。
アワード
2021 DWWA(デキャンタ・ワールド・ワイン・アワード)においてGOLD受賞
2021 IWSC(インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション)においてSILVER受賞
スペック
フルボディの赤ワイン
ブドウの種類: カベルネ・ソーヴィニョン81%、メルロー14%、プティ・ヴェルド5%
高畠町産のブドウです。
アルコール度数: 14%
フレンチオークの小樽で23か月熟成されています。
ノート
良い感じの樽香で、しつこさは無く、スッと飲めるんですが、キチンと熟成されています。
タンニンは多分強めだが、それほど感じない。メルローがうまくブレンドされていて、カベルネソーヴィニョンと絶妙のバランス。明るい華やかな香りと、甘やかさと苦味の良いバランスの取れた味わい。
料理との相性
私が実際に合わせた料理は、我が家風シャルキュトリー、シュークルート、イチヂクとカマンベールチーズ、湯豆腐、赤てん、我が家風サラダ、蕪の甘酢漬とピクルス。割と幅広い料理と良い相性。
販売価格: 3578円(税込)
青おに
青おには、L'OGRE BLUE。高畠マジェステック ローグル・ブルー 青おに
こちらもアワードを受賞しています。
アワード
2021 IWSC: Silver シルバー
ワインペアリングコンテスト2021 ラム(羊料理)部門で「日本ワイン賞」
スペック
フルボディの赤ワイン
メルロー73%、カベルネ・ソーヴィニョン22%、プティ・ヴェルド5%
高畠町産のブドウ
アルコール度数: 14%
こちらもフレンチオークの小樽で23ケ月の熟成。
ノート
良い感じの樽香で、タンニンは強めでしっかりとした骨格。バランスが良いので、タンニンはそれほど強く感じない。メルロー主体の明るい華やかな香りと、甘やかさと苦味の良いバランスの取れた味わい。
料理との相性
私が実際に合わせた料理は、ラムチョップ、若鶏のマスタード焼き、我が家風シャルキュトリー、冷奴と割と幅広い料理と良い相性。
販売価格: 3578円(税込)
両方飲んだの感想
赤おには、カベルネ・ソーヴィニョン主体ですが、青おにはメルロー主体。まるでボルドーの左岸と右岸のようです。両方ともに骨格のしっかりとした深みのある味わいのワインで、料理との相性も広く、多くの場面で活躍が期待できます。私はとても美味しく頂きました。どちらか一本と言われれば、青おにですね。メルローが好きなもので。
濃い赤ワインがお好きな人には、喜ばれると思います。
majestique マジェスティックプロジェクト
高畠ワイナリーさんでは、厳しい独自基準をもうけて、ブドウの契約栽培家と共に妥協のないブドウの栽培を行っていて、2013ヴィンテージから良いぶどうだけを小ロットで集め、質の高いワインを製造するというプロジェクト、mjestique マジェスティックプロジェクトをスタートさせています。その成果が、『赤おに』と『青おに』なんですね。