ワインと食、そして旅 -WINE, DINE & TRAVEL PILOT

ワインエバンジェリストによるワインと食と旅のブログ

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ワイン旅、ワインカントリーWalla Walla 1

仕事でシアトルに行くことが多くて、年間で2~3回は出張します。一回の出張はだいたい2~3週間。そうすると週末が何回かあるので、ワインカントリーに出かけるようにしています。趣味だからね。 そういったワインカントリーで最初に訪れたのが、Walla Wa…

ワインとインターナショナルに活躍するビジネスパーソンの話

これを読んでいただいているあなたはきっと、ほとんどの場合、日本人か大和民族だろうと想像する。なぜなら日本語だから。なので、フランス人とは違って、二十歳過ぎた頃からワインを飲みつけている人というのは少ないのかなと思います。 まず自己紹介をする…

好きなワインの見つけ方

ワインを何故飲むのか? アメリカ人は、ソフィスティケートされているからが理由。他の酒より格好いいというのがワインを飲みだした原動力だったらしい。ワインは酒だ。酒だが、いわゆる「酒飲み」だとか「アル中」という言葉から距離がある。「飲んだくれる…

メルロー Merlot ワインに使われる葡萄

ワインに使われる葡萄の代表選手の三番目はメルロー Merlot。原産地はフランスのボルドー。ボルドーでは、カベルネソービニヨンと並ぶ大立者。メルローは、芳醇でなめらか。すべてを包み込むようなふくよかさ。「ワインがすっぱいな、渋みがちょっと」という…

ピノノワール Pino Noir ワインに使う葡萄

ピノノワールを一言で表すとすれば、「おだやかな赤ワイン」、「エレガントなご令嬢」のようである。このご令嬢がどこで生まれたかというと、原産地はブルゴーニュ地方。AOCブルゴーニュなので、ブルゴーニュの赤ワインは、すべてピノノワールと言っても良い…

カベルネソービニヨン Cabernet Sauvignon ワインに使う葡萄

「葡萄」という漢字は、画数が多くて書くのは至難の業だが、字面が好きだ。ぶどうという言葉の由来や漢字については、別に書きたいと思っている。 ワインは葡萄からできている。当たり前の話なんだが、基本的に葡萄100%で無ければ、各国のワイン法に抵触して…

オレゴン州のピノノワール

オレゴン州は、ピノノワールの名産地で、生産しているワイナリーも数多い。一つのワイナリーで、異なった地域の土壌やで作る数種類のピノノワールが存在する。地域や土壌の違いでのみ比べてみるのも興味深い。こういったワイナリーのものは高品質だが普段飲…

苦手なシャルドネ

僕は実はシャルドネがチョット苦手。ですからあまりシャルドネを飲まない。ブルゴーニュに行ったときも、数種類トライはしたが、やはりチョットだった。どうもシャルドネ独特の酸味の勝ったバランスが好きではないらしい。 つまるところ、ワインは自分の口に…

BBQのシーズンだ!

昔、サンフランシスコに住んでいたことがあって、つごう3年近くいた。その間、ご近所さんや職場の仲間に誘われてバーベキューに行くことが度々あった。今回、話をしたいのはバーベキューの時の飲み物。バーベキューにつきものの飲み物と言えば、何でし Anch…

初めてのノースウェストアメリカワイン

数年前、シアトルのステーキハウス The Capital Grill のソムリエに薦められて飲んだ Charles Smith Substance のカベルネ・ソービニヨン。初めて飲んだNorth West Americaのワインでした。口当たりがスムースでステーキと合って美味しかった。一発で気に入…

Band of Roses

Band of Rosesは、ロック好きならおやっと思う名前ですね。 味はドライながらフローラル。飲み口は良い。ただ甘めのロゼ好きにはちょっと難しいかもしれません。私は冬に飲みましたが、夏に冷やして、外で飲みたいと思います。それこそ気持ちの良い風の吹い…

ブティックワイナリー

Mark Ryan Winery in Walla Walla 世の中には知らない事や物がたくさんあります。そんなワインの話を少し。「幻の」「神の」とかの形容詞がつくご大層なワインの話ではなく、日々飲める価格帯のワインや特別な日に少し背伸びをして飲むワインの話、世界のワ…