メルロー Merlot ワインに使われる葡萄
ワインに使われる葡萄の代表選手の三番目はメルロー Merlot。原産地はフランスのボルドー。ボルドーでは、カベルネソービニヨンと並ぶ大立者。メルローは、芳醇でなめらか。すべてを包み込むようなふくよかさ。「ワインがすっぱいな、渋みがちょっと」という人には、メルロー100%か配合の多いものを選ぶと飲みやすいと思います。
ボルドーというのはガロンヌ川とドルドーニュ川という川が二本流れて、この二本の川が合流してジロンド川になる。メルローは、ドルドーニュ川の右岸で主に栽培されていて、有名所はサンテミリオンやポムロールなどですね。高いワインの代名詞ですね。ちなみにカベルネソービニヨンは、ジロンド川の左岸で主に栽培・生産されています。縄張りが決まっているわけです。もちろん、ボルドー以外でもイタリア、アメリカ、チリなどで栽培・生産されていて、世界でも作付面積は、カベルネソービニヨンに次いで大きいそうです。
ルーツとしては、カベルネ・フランとマドレーヌ・ノワール・デ・シャラントの子孫だと言うことがDNA分析によって分かっています。マルベックという葡萄とは親戚。
メルローは、ボルドーではカベルネソーヴィニヨンやカベルネフランといった葡萄とミックスされている。メルローの味を味わうためには、できれば70%以上のものが良いと思う。
ボルドーのものでは、
CHeatau le Jard
https://firadis.net/category/CLUB30/641.html
14 Hands Merlot
https://store.shopping.yahoo.co.jp/aube-wine/21r-101647.html