北海道のワイナリー 多田農園ワイン
北海道の空知郡上富良野エリアに多田農園ワインがあるんですが、こちらのワインを頂きました。ヴィンテージは、両方とも2019年。
田園ルージュ2019
バッカス 2019
田園ルージュ
キャンベル85%、メルロー10%、カベルネソービニヨン5%。
香は、メロンのような甘い香が最初に香る。ラブラスカ種のキャンベル由来だと思います。
後に、アロマ。ストロベリーとカベルネソービニヨンからのブルーベリー。
テイストは、キャンベルがやはり強く出ており、メルロー、カベルネソービニヨンがアクセントになっています。
アルコール度数は、10%。
軽く飲むのに適しています。
バッカスは、Bacchus。ドイツ系の白葡萄ですね。北海道のワイナリーは、冷涼な土地柄が似ているせいからドイツ系の品種が多いですね。
数年前、北海道旅行の折に多田農園を訪れました。十勝岳をのぞみ、葡萄畑が一面に広がっている大変に良い環境でした。
多田農園ワインに行くのには車がやはり必要です。電車で行けないことはないんですが、上富良野駅からも中富良野駅からも7キロ以上あります。一番近い西中駅から約5キロ。しかもJR北海道富良野線の本数が少なく1時間に1本あるかないかです。上富良野駅からはタクシーが利用できるようですが、往復で五千円はかかるみたいです。
多田農園ワインの売りは、野生酵母。野生酵母(自然酵母)により発酵を行うと、葡萄が育った土地の特徴を良く表すと言います。多田農園ワインさんはここにこだわり差別化をはかっているのだと思います。
まあ、野生酵母(自然酵母)で発酵させるか、培養酵母を使うかなんですが、これは良し悪しの問題ではなく、ワイナリーの選択だと考えています。ワイナリーのワインに対するこだわり、一種哲学のようなものなのかなぁと思っています。
富良野エリアには、多田農園ワインさんの他、ふらのワインさん、レゾンさんがあります。富良野に行かれた折には、立ち寄ってみるのも良いかと思います。
多田農園ワイン