北海道のワイナリー: OcciGabiワイナリー
旭川のイオンのイオンリカーに行くと、『道産ワイン』のコーナーがあり、北海道産の日本ワインがかなりの種類並んでいます。これを見ると、「あぁ、北海道はワインの産地なんだな。」と改めて思ったりします。
北海道のワインは、白ワインにドイツ原産の葡萄を使ったものが多いというイメージがあります。実際のところ、ミュラートルガウ、バッフス、ケルナーなどが陳列されています。
赤ワインは様々で、オーストリア原産のツヴァイゲルトレーベ、カベルネソービニヨンやピノノワール、キャンベルや山葡萄系の山幸などもあり、中々楽しいです。
北海道の気候区分は、ドイツと同じくRegion Ⅰ(アメリン&ウィンクラー博士の気候区分)。同じ冷涼地ということで、ドイツ原産種を持ってきたんでしょう。
近年の温暖化により、ピノ・ノワールなどの品種にも向く気候になってきているようで、北海道のワインは、今後益々隆盛になると思います。期待大ですね。
そんな北海道のワインですが、気に入ったワインを見つけました。OcciGabiワイナリー。
OcciGabiワイナリーは、北海道余市にある比較的新しいワイナリーですが、ワイン造りの経験の豊富な方が、『まともなワイナリー』のトップクラスを自認しつつ経営されているようです。
イオンリカーでは、スタンダードというか比較的お値段手頃な2種類のみが販売されていました。自社畑の葡萄を使った稀少な黒ラベルシリーズは、オンラインショップで購入できるようですので、後日購入したいところです。
ツヴァイゲルトレーベとドルンフェルダーのVin Rouge
シャルドネとミュラートルガウのVin Blanc
この2種類を飲んでみたところ、確かに『まともな』ワインです。コスパの良いラインながら、香りも適切な複雑さがあり、味わいの奥行きや華やかさもあるので、デイリーワインとして最適です。ワインの幅が広がると思います。