ローマでクリスマスに電車が運休
クリスマスシーズンですね。
クリスマスと言えば、個人的に思い出すのがローマでのクリスマス。何年か前、クリスマスをローマで過ごしたことかあるんです。
そのローマでの良かった話を一つ。
クリスマスイブだったかクリスマス当日だったか記憶が定かではないんですが、バチカンに行ってみようという話しに同行者となって、まず、サン・ピエトロ大聖堂を訪れ念願のピエタを見たりしました。ミケランジェロのピエタ、良かったです。マリア様がそれはそれはお美しい。その後、偶然にも、ヨハネ・パウロ2世のお姿を拝することができました。これはなかなか良い経験をしたと今でも思っています。
テヴェレ川の向こう側のトレステヴェレ地区へ
出典 https://visitaly.jp/region/lazio-roma/ イタリア政府観光局
しようもない話しもありまして、まあイタリア人らしいっちゃあイタリア人らしい話しなんですが。
クリスマス当日の朝、ホテルのコンシェルジュから、地下鉄が午後2時からクリスマス休みになって動かなくなるので、早めに戻った方が良いよと言われました。まあイタリアらしい話しだなと思いながらホテルを後にし、地下鉄でコロッセオとフォノロマーノ観光へ。一応早めに帰ろうと考え、正午前に地下鉄の駅に行ったところ、なんと、すでに運休になっていました。動いていない。
『ええっ、午後2時からじゃなかったんじゃないの!』
駅には駅員もいないんで、状況を聞くこともできない。他にも立ちすくんで、『どうしよう』と言っている人達が数組。すご〜く、イタリア人に騙された感満載で、何とかタクシーをつかまえて、ホテルに帰りました。
もしかして、そもそもホテルのコンシェルジュの午後2時の情報が間違っていたのか、ホテルに騙されたのかとも思いましたが、かなりの一流ホテルでしたので、それは無いなと思いながらも、むかっ腹はたっていたので、正午前には地下鉄は止まっていたと話したところ、ローマではそういうことはよくあるんだ、と言われました。
『イタリア人というか、ローマ人、しょうもない。』
それ以来、わたしはちょっとローマあたりの人々に偏見をもっています。