ワインと食、そして旅 -WINE, DINE & TRAVEL PILOT

ワインエバンジェリストによるワインと食と旅のブログ

シドニーでカンガルーミートを

 だいたい夕方5時くらいからパブでビールをひっかけて、それからおもむろに夕食に行く生活をしています。ある意味理想の生活パターンかもしれないですね。

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 シドニーらしい光景と言えば、オペラハウスとハーバーブリッジです。まあそれしか無いのかもしれませんが、これらが見られるサーキュラーキーという場所は観光地で、多くの人でごった返していました。

 シドニーというかオーストラリアらしい食べ物にカンガルーの肉があります。カンガルーは全てが自然に棲息している野生になり、国と州政府が法律で保護をしています。生息数が増加しているカンガルーの種のみ免許を受けた狩猟者のみが捕獲できる仕組になっています。

 カンガルー肉というのは、とにかく赤身です。もう真っ赤っか。あまりクセの無い肉だと思います。私は赤身の肉が大好きで鹿肉や馬肉などを食べ慣れています。なので、カンガルー肉はかなり好きな肉の部類に入りますが、脂身の多い和牛が好きな人にはチョットかもしれませんので、そういう方々は食べるのを考えた方が良いかもしれませんね。食べ方はやはりステーキですね。

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この写真は、Hunter & Barrelというモダンオーストラリア料理のレストランのハリッサカンガルーと言う名前の付いた料理です。串刺しで下から肉をとって食べます。牛肉もこのスタイルでサーブされます。このチョット変わった食べ方が人気なのか、中々の人気店です。

Hunter & Barrel Cockle Bay

https://hunterandbarrel.com/sydney/cockle-bay/?utm_medium=organic&utm_source=google&utm_campaign=gmb&utm_content=Cockle%20Bay%20Wharf

ワインは強めの赤が合うと感じました。私が合わせたのは、西オーストラリアのマーガレットリバーのカベルネソービニヨン。ミディアムからフルボディの間ぐらいの強さで、酸味は少なく、タンニンは中程度、フルーティですが渋みもしっかりと。香りは黒すぐり系。今回のオーストラリア旅行で、マーガレットリバー地域のワインを数種類飲みましたが、とても良かったので一度キチンと調べてみたいと思っています。

 私達日本人にとってカンガルーは動物園で観るものですが、オーストラリアでは当たり前に自然に棲息しています。オーストラリア旅行の際には、一度カンガルー肉を召し上がってみて下さい。