北京原人は枕をして夢を見たか
昨晩、夜中にある事が急に気になり目が覚めてしまいました。
気になったある事とは、「人間なんで寝る時に枕をするんだろう?」とそれに付随して、「人間はいつ頃から枕を使い始めたんだろう? 北京原人も枕を使っていたのか?」です。
時間的な拡がりはともかく、空間的な拡がりはありますよね。先進諸国では大体において枕を使っています。素材は、フォームや羽根、蕎麦殻など色んなものがありますが、大抵、枕をして寝ます。
早速、Google先生に聞いてみました。人間の場合、まず体型変化がありました。
1. 脳が発達して頭が重くなった。
2.二足歩行をするようになり脊椎がS字カーブの形になった。
このような体型変化により、上を向いて寝た姿勢ですと、どうしても頭と頚部の間、つまり首の下にかなりの隙間ができてしまいました。この空間を何かで埋めないことには、あまり気持ち良く寝れない。そこで、枕です。枕をするとうまく寝れた。寝返りも打ちやすくなったようです。
さて北京原人。北京原人が枕を使っていたのかはわかりませんが、400-300万年前に生息したアウストラロピテクスの化石から枕らしき物が発見されています。かなり古い時代なので、二足歩行をするようになった時分から使われていたようです。まあ、砕かれた石なので、あくまで枕らしき物です。実際には、枕なのか祭祀に使われた物なのかはハッキリはしていないようです。
枕は地球にあるほとんどの文化で使われています。古代においては、石をそのまま使ったり、藁を束ねて使ったりしたようです。その後、木材などの加工技術や布の染色や縫製技術が進歩して、布製や陶器の枕が中国で作られました。
富士ベッドさんの『枕博物館』に、詳しく枕の種類が掲載されています。
富士ベッド工業株式会社
http://www.fujibed.com/pillow_museum/kind.html
安眠の為には、枕の高さを自分に合ったものを選ぶことが大切だと言われています。私は、蕎麦殻で少し高めの枕を使っています。なんか昔ながらものなんですが、色々試して蕎麦殻の素材に行きつきました。
出典 快眠タイムズ
https://kaimin-times.com/buckwheat-pillow-5716
#枕
#ピロー
#枕の歴史
#北京原人
#北京原人の枕