オレンジワイン
数年前から流行ってきているオレンジワインは、柑橘類のオレンジから造ったワインではありません😊
オレンジワインは、白ぶどうを使って赤ワインのように造ったワインで、色合いがオレンジ色なのでオレンジワインと呼ばれています。ご参考までに、赤ワインに使われる黒ぶどうで白ワインのように造るものをロゼワインと言います。まとめると、
赤ワイン: 黒ぶどうで赤ワインの製法
白ワイン: 白ぶどうで白ワインの製法
ロゼワイン: 黒ぶどうで白ワインの製法
オレンジワイン: 白ぶどうで赤ワインの製法
白ワインは白ぶどうの果皮などを取り除いて造るわけですが、オレンジワインは、赤ワインの製法。つまり白ぶどうの果皮などは取り除かないで造ります。白ぶどうの果皮には赤く色がつくアントシアニンが含まれていないので、赤くはなりません。赤くはなりませんが、黄色というかオレンジっぽい色素がでるのでオレンジに近い色になります。それでオレンジワインと呼ばれるようになりました。
出典: https://www.exwine.net/shopping/orange/
オレンジワインのルーツ
オレンジワインは、ワイン発祥の地と言われていますジョージアがルーツです。ジョージアは大相撲の栃ノ心関の出身地ですね。オレンジワインは、地面に埋められたアンホォラと言う素焼きの瓶にブドウを房ごと入れて仕込んだものがルーツです。このアンホォラを使用した製法をジョージアではクヴェヴリと言います。
出典: https://winestore.jp/blog/2010-10-16/9091/
オレンジワインの復活
ジョージアで古くから造られていたオレンジワインを現代に復活させたのが、イタリアのカリスマ、The Man of Amphora, Josko Gravner さんです。1998年のことです。
グラブネルさんのHPはこちらです。
https://www.gravner.it/en/home.html
赤白ロゼに加えて、オレンジワインも一度飲んでみてください。パーティーなどで、4種類のワインが並んでいたらけっこう素敵じゃないですか。