ボジョレーヌーボー 2019
昨日11月の第3木曜日は、ボジョレーヌーボーの解禁日でした。楽しみにしている方もいらっしゃったと思います。「今年も新酒を飲めたよね。」なんて祝われた方も。
私的には、正直ボジョレーヌーボーはボチボチです。私のまわりのワイン好きは、あまりボジョレーヌーボーにウキウキはしないようです。私もここ数年飲んでいないんです。無いのにブログを書いて申し訳ないと思っています。まあワインのブログを書いているので、ボジョレーヌーボーについてもイチオー書こうかと思い、書いています。
ボジョレーヌーボーは、今年の9月頃に収穫した葡萄をワインにして11月に飲もうというのですから、味や香りをどうこう言うものでは無いと私は思います。通常のワインと異なり全く熟成させないわけですからね。ただ今年の葡萄の出来はどうかな、と確かめる意味はあるかなと思います。後やはり新酒を祝う喜びですかね。今年もこうやって元気に生きていてワインの新酒が飲める幸せ。
出典: beaujolaisnouveau.fr
私もワインのクオリティとしてではなく、新酒つまり初物のお祭りということで、行きつけのフランス料理屋なんかで楽しんだこともあります。まあ、呑んで騒ぐ理由にもなっていたわけです。
思うに、ボジョレーヌーボーは、日本ではどーもお金になるらしく、毎年秋口になると多くのワイン販売店やや通販のサイトがこぞって、「ボジョレーヌーボーはいかが」と宣伝を打ちますよね。思わず買ってしまう人もいますよね(笑)PR先行で売れているのかなとも思います。ボジョレーヌーボーの輸入量は日本が一番なようです。
ボジョレーヌーボーは、Beaujolais nouveauとフランス語で綴ります。ボジョレー地域は、ブルゴーニュの南に位置しており、AOCボジョレーは、ガメイという葡萄で造ります。ボジョレーヌーボーもガメイ種です。ガメイは、比較的渋みが少ないということなんですが、私は余り好みません。ボジョレー地域の中に、ボジョレーヴィーラージュというもう少し小さな地域があります。ここにある39の村は、ボジョレーヴィーラージュを名乗れます。ヌーボーも造られていて、ボジョレーヴィーラージュヌーボーとなり、ボジョレーヌーボーより高めの価格設定になっているようです。
ボジョレーヌーボーを新酒、日本的には『初物』の感覚で、イベントととして楽しむのは良いと思います。個人的には、その金額出すのなら他のワインをと思ってしまいますが。