ブラッセリーアデニアにて
昨晩は肉が食いたくなって渋谷のブラッセリーアデニアに伺った。ワインは、料理に合わせてグラスで。私はあまり料理の写真は撮らない、というか食べるのに夢中になって写真を撮り忘れるのもしばしば。今回も撮り忘れました
。すみません。グラスワインリストだけ撮りました。
前菜は、ポークリエット、桜肉のタルタル、ギリシャ風野菜のマリネ。メインは、オーストラリアグラスフェド牛肉のフィレステーキ。私は、グラスフェドの赤身の肉!が好きなんです。これだけの肉の種類が頂けるのは、中々貴重なブラッセリーです。
合わせたワインはグラスで、
パタゴニアソービニヨンブラン/セミヨン 2017 マウレバレー チリ Viña Tinajas。
このワインは、以前ネットで見かけて気になっていました。どう気になっていたかというと、世界最南地域のワインだということです。まあ、パタゴニアとい名前からもわかるんですが、南の果てで造られているワインなんですね。私は、『果て』とか『端』、『終着駅』なんかには心惹かれるんですよ。
このワインは、香りはフルーティです。味わいは、シャープなドライですが、ドライ過ぎません。タンニンはほとんど感じません。スッと飲めます。悪く言えば、少し弱々しい。生産地は、チリのセントラルバレーのうちのマウレバレー。地図で見ると確かにチリの最南部あたりにあります。Google Mapで検索するとMaule Valley Wine Regionと出てきました。
出典: Vinica.me
メインは、グラスフェド牛肉のステーキ。赤身の肉なので肉の味が強い。ワインもその強さを受け止めてくれるものが良いですね。そこで、オーストラリアのシラーズ。
キリカヌーン キラーマンズ ラン シラーズ 2016 クレアバレー
出典: https://kilikanoon.com.au/collections/killermans-run/products/2016-killermans-run-shiraz
南オーストラリアのアデレード近くにありキリカヌーンワイナリーのシラーズです。フルボディではないですが、しっかりとしたシラーズです。香りはブラックベリー系。味わいは、しっかり。タンニンは控えめではないが強くも感じない。フルーティさはあります。
このレストランは、オーナーとソムリエが良い意味で少し変わった嗜好をお持ちなようです。それもあり、新しいワインに出会えるので嬉しいですし、伺う価値もあります。