オーストラリアワイン
現在、東オーストラリアは森林火事で大変なことになっているようです。シドニーの大気汚染は危険レベルとも伝えられています。また、気温も各地で異常に高い状況が続いています。１日も早い状況の鎮静化を祈ります。
そんなオーストラリアですが、かなり高品質のワインを造っているんです。オーストラリアはワインのニューワールドの一画を占めているんですね。
オーストラリアワインの歴史
オーストラリアワインの最初の一歩は、1788年のファーストフリートと言う最初の植民船団で、初代総督のアーサー・フィリップ海軍大佐が葡萄の木を持ち込んだとことです。この植民船団ですが、またの名を囚人船団とも呼ばれています。オーストラリアは、イギリスの流刑植民地だったんですね。
1825年には、オーストラリアのワイン用ブドウ栽培の父と呼ばれるジェームズ・バズビーが本格的なブドウ園を開き、ワイン生産が広まっていきました。現在では、世界有数の生産量を誇るワイン大国です。
代表的な品種
オーストラリアワインの代表的な品種は、これはもう、ご存知のシラーズです。シラーのことをオーストラリアではシラーズ、Shirazと言います。シラーズ以外にも、シャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨンやピノ・ノワール、リースリングやソーヴィニヨン・ブランなどが造られています。
オーストラリアワインの産地
オーストラリアワインの主な産地は、
南オーストラリア
西オーストラリア
ニューサウスウェールズ州
ビクトリア州
タスマニア
の５つです。
出典 エノテカ enoteca.co.jp
ここでは、ビクトリア州のYarra Valleyについてご紹介しようと思います。
ビクトリア州の州都はメルボルンです。メルボルンから車で約１時間のところにYarra Valley があります。車があれば、比較的アクセスは容易です。
Yarra Valley オフィシャルWEB
https://visityarravalley.com.au/things-to-do/wine?term_node_tid_depth%5B%5D=256
Yarra Valley は冷涼な土地でワイン造りには適しているようです。特にピノノワールには好適地です。
主なワイナリー
Giant Steps
https://www.giantstepswine.com.au/taste-our-wines
日本にも輸入されています。ピノノワールとシャルドネが有名です。
916 Winery
シングルヴィンヤードのピノノワールが有名なブティックワイナリー。
Bird on a Wire
https://birdonawirewines.com.au/
シラーズが有名。
この他にも魅力的なワイナリーが数多くあります。近々ワイナリー巡りをしてみたいと思います。
オーストラリアワインも価格のバラツキは大きく、個人的な意見ですが品質もまちまちです。私も「失敗したなぁ。」という経験があります。買う時は、なるべく試飲をするか、ショップスタッフの意見を聞いてからにした方が良いですね。オンラインショップの場合は、そのワインに関する情報を確認してからですね。これは他の国のワインにも当てはまりますね。
