ワイン旅 オレゴン州ウィラメットバレーの5
ウィラメットバレーの旅も最終日になりました。明日は昼前にセイラムを発ってシアトルに戻ります。また忙しい日常が待っているんですね。うーむ、帰りたくないかも。3日しかなかったので、行けなかったワイナリーも多くあります。それらは次回に積み残しておきましょう。また来れば良いのですよ。
今回は、レストランにも触れようかと思います。やっぱり美味しいものが食べたいですよね。ワインカントリーには、アメリカの他の地域に比べ比較的美味しいレストランやカフェが揃っていますので、食も楽しめます。もちろんミシュラン星付きではありませんが、地元の食材を使った「美味しいものを食べたい」欲望をかなり満足させる食事が取れます。
Davinci Restaurant
アメリカでイタリアンはだいたい今ひとつなんですね。パスタはアルデンテなど何処吹く風の柔らかな出来上がりだし。私達は、アメリカンイタリアンと呼んで敬遠しています。ニューヨークとサンフランシスコの数店を除いてほとんど行きません。
このDavinci Restaurant は、地元の方にお聞きして行ったイタリアンレストラン。あまり期待はしていなかったこともありましたが、割と良かったです。パスタは避けましたが(笑)
アメリカ〜ンな店やステーキハウスは、かなりの数があります。バーガーやホットドッグを食っている分には問題は全くありません。
ランチを取ったアメリカ〜ンなカフェ。
アメリカでレストランを選ぶ場合、アメリカ人客の多いチャイニーズレストランには入っちゃいけない、アメリカ人が言っています。矛盾していないかい。当然ながら、アメリカ人客の多い日本料理店もたいがいダメです。あなたがアメリカ〜ンな、わけのわからない日本料理もどきを食べたい場合は、こういう店にどうぞ。
今回の旅の最後に行ったワイナリーは、Torii Morトリイモア。
Torii Mor Winery
https://www.toriimorwinery.com/
Torii は、日本の鳥居から取っています。Mor は、古いスカンジナビア語で大地を意味します。エレガントなピノノワールをオールドワールドスタイルで造るをビジョンに1972年にDonald Olson 博士が創業しました。
Torii Morのピノノワールは、ビジョン通りにエレガントなんですが、少しじゃじゃ馬感があります。香りはブラックベリーの深み。味わいは、果実味豊か。タンニンはあまり感じない。酸味は少ない。余韻は長め。
やはり数本買ってしまいました。
ウィラメットバレーは、かなり広いエリアにワイナリーが点在しているので、回るのに時間がかかります。1日で2、3件回るのがせいぜいなので、緩やかな予定を組んでゆったりと過ごすのがベターです。行き方も、私のようにシアトルから行くのではなく、飛行機でポートランドまで飛んで、レンタカーを借りる方が良いと思います。
ぜひ皆さまも楽しく美味しいワイン旅を!