ワインと食、そして旅 -WINE, DINE & TRAVEL PILOT

ワインエバンジェリストによるワインと食と旅のブログ

手の届くボルドー

 例えば格付けされているボルドーのシャトーのワインなぞは価格が高くて、いわゆるフツーの人達には手が出ないわけですね。5万円ぐらいがボンボンある。メドックの格付け1級ともなると10万円を超えてきます。とても買えないし、怖くて飲めません😊 それでも質の良いボルドーの赤ワインは飲みたい欲望はあるわけですね。それじゃ、ド〜スルか? 私の場合、高級シャトーのAOC違いを狙います。例をいくつかあげますと、

Le Haur Medoc de Branaire-Ducru

f:id:nwawinescom:20200531222943j:image

このワインは、サンジュリアン4級のシャトー、シャトー・ブラネール・デュクリュがAOC Saint-Julienではなく、AOC Haut Medocで造っているので、価格が下がっています。かなり美味いワインで、ボルドーの赤ワインのクォリティを楽しめます。

Chateau LA FLEUR DE BOUARD

f:id:nwawinescom:20200602201607j:image

シャトー・ラ・フルール・ド・ブアール

こちらのワインは、サンテミリオンの格付け1級Aのシャトー・アンジェリュスが、ラランドポムロールで造っています。AOC Saint-Emilionではなく、AOC Laland Pomerolになります。

Chateau Potensac

f:id:nwawinescom:20200602202208j:image

こちらは、サンジュリアン格付け2級のシャトー・レオヴィル・ラスカーズが、サンジュリアンではなくメドックで造っています。AOC MEDOC。

 こうしたワインをオンラインのワインショップで折りに触れて探すわけです。格付けシャトーの知識が少し必要になりますが、探してみてください。